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2013.09.08

風神様がやってきた ~五郎岳to五郎岳 その2~

 

2日目。午前4時。

おかげさまでぐっすり眠れて、すっきり目が覚めました。
外は相変わらず強い風が吹いています。

のろのろと支度を始めながらこのあとの行程を考える。

どうやら雨は降っていないようなので、
このままここにもう一泊するという選択肢はないとして~(少し残念w)

できれば黒部五郎小舎まで行きたいけれど、
雨風がひどいようなら他の小屋にお世話になることも考えて。。

ここから水晶小屋まではおよそ4時間。三俣山荘まで7時間。
黒部五郎小舎まで9時間。

9時間か~

のろのろ。。。



すると、ん?

部屋の窓の片隅に、水色の空がちらっと見えました。

あれ? 晴れてるの??



あわてて支度して出発。

真っ暗な中、ライトをつけずに棚から登山靴を取り出したときのこと。
なにか違和感を感じるな~と思ったら、


靴にねずみが!!



びっくりしたけど、か、かわいい~
でも、こんなところでなにしているの?

一度指でつついてみたら、「ち~」 とか言っちゃって、まったく逃げる様子はなく、
だけど、靴を履けないと、おばちゃん、困ってしまうので、
もう一度指でつついてみたら、今度は慌てて逃げて行きました。

か、かわいい~



小屋の方にはお会いすることができなかったので、玄関先で大きくおじぎをして
それから歩きはじめました。

DSCN3754.jpg 

5時15分、山頂到着。
まにあったー

小屋に向かって「おーい」なんて、手を振ってみたりしてw


DSCN3757_201309081440197fb.jpg 

美しい景色にうっとり。
雲海の荒々しい波のかたちが風の強さをものがたっています。

今年の山行では、まだ一度もご来光を拝むことができていなかったので、本当にうれしい。

DSCN3770.jpg 

こちらの空は淡色系。
水晶岳と薬師岳。

DSCN3773.jpg 

もうすぐかなぁ。

風がボーボー吹いているのでじっとしてると寒いです。
このときの気温は3度 ←野口五郎小屋のHPより

じっとしてると寒いので、小屋のお母さんにいただいたコッペぱんを食べました。
はじめて食べたコッペぱん。とても美味しかったです。

DSCN3776.jpg 

色がどんどん変わってく。
他に誰もいないのが、なんだかもったいないような気がする。。。

 
DSCN3782.jpg 

わーーーー

DSCN3790_2013090814422251c.jpg 

前回はガスの中この場所で、同室の方を見送りました。
今日は私もここから先に進みます♪

槍ヶ岳。奥に見えるのは乗鞍岳?
右には鷲羽岳と、遠くに見えるプリンみたいな山はきっと笠ヶ岳。

DSCN3796.jpg  

これから歩く稜線。
野口五郎さんはシルエットもたおやか~


最初のほうに細かい九十九折れになっているところがあるのですが、
ターンして歩く方向が変わるたびに 「槍」と「水晶」が交互に見えて、それが面白かったです。

 
DSCN3824.jpg 

遠くに見えるハイマツの緑色の絨毯。
強風に煽られてゴーゴー音をたてながら、まるで生きもののように畝っていました。

けっこう迫力があったんですけど写真では伝わりませんよね。
動画を撮ってくればよかった。。。。



そしてこのあと、その迫力満点の状況の中に自分自身が突入していくわけでして、、、
いや~すんごい風だったんです。

普通に歩くことができないので、
オランウータンのように低い姿勢で少しずつ進んだり
お相撲さんの突っ張り稽古のようなかたちで踏ん張るしかなかったり
ハイマツからハイマツへ「せーの!」で逃げ込んだりw

よい経験をしました。

腹筋と腿の筋肉が、おそらく鍛えられたんじゃないかと。。。w


DSCN3838.jpg 

東沢乗越にて。
奥には黒部湖。針ノ木岳も見えている・・かな?

DSCN3839.jpg 

あともう少しで水晶小屋。

DSCN3841_20130908144513945.jpg 

つきましたー 小じんまりとしていて雰囲気のいい小屋ですね。
ザックをデポさせていただいて水晶岳へ。

DSCN3858.jpg 

・・・ きれい。

今まで見たことがない風景。
現実ではないみたい。

DSCN3860_201309081445126fa.jpg 

水晶岳は最後のほうは少しイワイワしてるけど
楽しく登ることができました。

DSCN3861.jpg 

この写真。じつは撮るのに一苦労。

立ったままシャッターを押そうとすると危険なんです。風に煽られて。
左手で岩を掴んで、しゃがんで必死に撮った1枚w


DSCN3864_201309081447538e2.jpg 

牛さんへと続く道。

DSCN3866.jpg 

ここまでは晴れていましたが、


DSCN3880.jpg 

ワリモ岳のあたりで雨が。
ここまで順調だったけど、うーむ、このあと天候は下り坂?


DSCN3883.jpg 

鷲羽岳はここから見てもかっこいい!

でもここをノボって下るのか~w
下った先に三俣山荘が見えています。

DSCN3886.jpg 

あ、黒部のゴローさん、見えた♪

DSCN3889.jpg 

振り返って歩いてきた道。

野口のゴローさんはこうして見ると「白い山」という印象。

DSCN3893_201309081450417ac.jpg 

鷲の背中に乗りました♪
よかったー 晴れてます♪

2年前に双六小屋から見たときから、いつか登ってみたいと思っていた鷲羽岳に
こうして登ることができて、本当にうれしい。

DSCN3901_20130908145041c24.jpg 

おおお! これか~~~~

なにか足りない気がするけれど、きっと気のせい。
そうそう、気のせいw

DSCN3904_20130908145040bbb.jpg 

ありゃ、三俣山荘まではドドンと一気に下るんですね!

ここからが、今回最大の難所でした。
なにがって、風が、、、w

さきほど習得した、オランウータンも、お相撲さんの突っ張り稽古も、
ハイマツダッシュもここの強風にはたちうちできず、、

しゃがみこんで動けなること数回。
一度なんでしゃがんでじっと耐えていたのに、とどめの一撃で
コロリンなんて尻もちついてしまったしw

危険だし、怖いし、とても疲れるけれど
なぜか笑ってしまいましたw

鷲羽岳は登頂よりも「下り」が印象に残りました。
無事おりられてヨカッタ。。。w

DSCN3906.jpg 

山が紅く 見えるのは
こんな風に、土の色が紅いから?

DSCN3914.jpg 

三俣山荘のケーキはスルー(涙)
巻き道ルートで黒部五郎小舎へ向かいます。

DSCN3921_20130908145308020.jpg 

げげ、また降ってきちゃいましたよ。
カッパを脱いだり着たりするのが忙しい。

巻き道ルートは小さな雪渓を横切ったり、道が川になってたり、
いろいろな花が咲いてたりして面白い道でした。

この小さな花はヒメクワガタ?はじめて見る花でした♪

DSCN3935_20130908145308846.jpg 

小舎が見えたー
なるほど。素敵なロケーション!

ここは私の「泊まってみたい山小屋ベスト3」に入っているのですw

DSCN3936_20130908145307577.jpg 

こんにちはー

木の香りの漂う素敵な小舎。
のんびりと過ごさせていただくことができました。



ところで夕方5時半ごろからものすごい雨が降り出したんです。
近くでカミナリも鳴って、
バケツをひっくり返したような雨がずっと朝まで続きました。

あまりにもすごいので、登山道が通れなくなるんじゃないかとか、
このまま帰れなくなるんじゃないかとか、心配でなかなか寝付けず、

どちらにしても、もうここで撤退だろうな。
ゴローのカール、見たかったけど、この豪雨じゃ仕方がないなー


なんて考えてました。


深夜。日付が変わるころ。



3日目につづく








この記事へのコメント
山の写真も素晴らしいですが、トップバッターのネズミの写真がおもしろすぎる
><b
Posted by やぎ at 2013.09.10 20:19 | 編集
やぎさんこんばんは!

ねずみ、楽しかったですよー
小さくて、ほんと、かわいかったです。

どうして靴にひっついていたのか、いまだに謎なんですけどね(笑)
Posted by み at 2013.09.11 22:51 | 編集
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