2012.07.28
杣添尾根からコンニチハ

赤岳から横岳に向けて歩いていくと現れる、三叉峰という分岐。
そこから続く尾根道が以前からちょっと気になっていました。
『杣添尾根』・・なんとなくやさしい響き。
それに漢字の並びもなんだかステキ♪
チャンスがあったら一度歩いてみたいなぁ~
って、思っていました。
この分岐に立つたびに。
延々続く薄暗い樹林帯、単調で変化がなくて、
ふーむふむ。
調べてみると、杣添尾根はあまり人気がないみたい。。。
でもムズカシイところは特にないようなので
私にはちょうどいいカモ。
それになんたって、登山口までのアクセスが素晴らしい♪
(狭い林道とかガタガタ道とか走らなくていいんです)
ということで、行ってきました。
あの稜線へこっち側からひょっこりと飛び出る瞬間、
その瞬間を楽しみに♪

現地に着くと、すごい朝焼け。思わず車を停めました。
畑のビニールシートがキラキラ。
このキラキラは山の上からどんな風に見えるだろう。

別荘地を抜けた先にある登山口。
さぁ、ここから!今日はどんな日になるのかなぁ。

重々承知いたしておりますw
確かに最初は薄暗い樹林帯。
でも森の空気は美味しいし、
いろんな鳥やキノコや虫や、、、
あ、写真は撮れませんでしたが、
地味にかわいいゾウムシもいたりして
なにげに楽しく進んで行きます。

こんな雰囲気の良いところもあったりしつつ♪
ところで今回は頭痛対策として、
心拍が上がってきたなと思ったら立ち止まって大きく10回深呼吸
&水を飲む
を実践してみました。
とあるブログの記事を参考にさせていただいたのですが、
効果があったと思います。感謝です!

そんな風に何度も何度も立ち止まりながら、それでもジョジョに標高を稼いでいくとー
ついに稜線が見えてきました(嬉)
白く見えているところがコマクサの群生地??

と、クジャクチョウに聞いてミル。

こんな感じの気持ちよく歩けるトラバース道も
ちょっとだけ現れて、

そして、おお~~!!青空全開♪
まさか、こんなに晴れるとは!

視線を転じれば、出ました、赤岳。
この角度から赤岳の雄姿を見るのははじめてなので
ちょっと興奮w

ハイマツ帯に入ったらあとひと登りで、、

辿りつきました三叉峰。
想像どおり「ひょっこり」出ました。大満足w

振り向いて、そまぞえ。
畑のシートがキラキラと遠くに輝いてみえました。

さてさてここからお楽しみの稜線歩き♪
きれいなお花が次々に現れます。

イワベンケイにミヤマオダマキ♪

エ~デルワ~イ エ~デルわ~い♪

はぁ~赤岳は、やっぱりかっこいいですのう。。。
ここで20名ほどの団体さんにお会いしました。
天望荘に泊まるそうです。うらやましー話ですのう。。

地蔵尾根の分岐にきました。
お地蔵さんは御獄山のほうを向いているのかな?

行儀よく一列に並んだチシマギキョウ。
よく見ると岩の割れ目に沿って生えていました。
たくましい。

だいぶ暑くなってきたので、日陰に入ってひとやすみ。
おにぎりが美味しすぎて気絶しそうになりましたw

その先の斜面の途中で振り向いてパチリ。
いよいよガスが湧いてきました。
2年前、始めてここに来たときに
「だんだんガスが湧いてきたー」と友達にメールしたら
「それが夏山の典型的な天候!」という返事が届いて
「へぇぇぇぇぇぇぇぇ~」と、ものすごく感心したことを思い出しました。
モクモク。。

この空を飛べたら。

で、着きました、山頂デス♪
山頂はにぎわっていたのでスルーして~

権現岳のほうだけチラ見してきました。
ここからの縦走路はコワいところがたくさんあるようなので
きっと一生歩くことはないでしょうw

来た道をしばし戻って、振り向いてみた赤岳はさきほどとは違った風情。
赤岳のアールに沿って、立ちあがっては戻されていく白い雲。
うわわわわん、うわわわわん、
乗り越えたいのに、どうしても乗り越えられない。
うわわわわん、

三叉峰まで戻ってきました。
まだ時間があったのでその先の横岳へ。
ハシゴとかクサリが出てきて、のぼったり下ったり。

この大岩の成り立ちが気になって仕方ありません。
この岩が、こんなカタチになったのには、
いったいどんなストーリーが隠されているんでしょう?
ちなみに登山道は岩の左を回り込むように続いています。

横岳さんちょー到着しました。
ここでちょっと考えました。
①暑いし、草臥れちゃったから、もう帰る
②暑いし、草臥れちゃったから、小屋まで行って休憩

気がつけば小屋を目指してヨロヨロと歩いていました。
うーん、けっこう遠いなぁw

でも、コマクサたくさん咲いてたし♪

イワヒバリにも出会えたし♪
行ってみてよかったです。うん。
休憩あとの登りっかえしが思いっきりつらかったけど・・w

帰り道、杣添尾根は天然ミストの中でした。
直射日光を避けられるのがありがたいです。
さぁ、帰ろ。

しかし、帰りは長かった。
まだ、ここか~
なんて、
同じ道なのに疲れた脚には往きよりもずっと長く感じられました。

最後の最後で渡る川。
この川見たとき思いました。
やっぱ、美濃戸口から登ったほうが気持ちいいかもしれないな。
ってw
杣添尾根は5回に1回くらいでいいかもしれない。かもしれないw

スポンサーサイト
2012.07.17
日陰はどこじゃ。
ギラギラと照りつける真夏の太陽。
う~ あぢぃ~~
日陰はどこー? 日陰、ヒカゲ~~~~
今日はそんな始まりでしたw
火曜朝ツー、本日は13人。
大勢でにぎやかに走りました。
走ってるときはいいけれど、
止まると吹きだす汗、汗、汗。
いつもよく休憩する橋のところは
遮るものがなにもないので、暑くてたまらず、即スルー。

その先の水路の脇の木陰でしばらく歓談タイム。

水の中をのぞいてみると、
あ!赤いハサミのザリガニ発見!
よく見ると、奥にも1匹。
その左にも、もう1匹。
子供の頃はよく釣りに行ったもんでした。
地元では「まっかちん」って呼んでいました。
バケツと竿と餌のよっちゃんイカ持って、
朝イチで出かけて行ったと思ったらそのまま夕暮れ時まで帰って来ない。
で、やっと帰ってきたと思ったらバケツいっぱいの「まっかちん」
「そんなにいっぱい取ってきてどうすんの?!!」(母)
そんな困った子供でしたw

『きのこの森』チックな、きのこw
森に行くといつも新しい発見があって楽しい♪
発見と言えば、
ショップの前の樹に、おもしろい虫が居ました。

てんとう虫の幼虫・・ですよね?

こちらはサナギ。
樹のまわりを注意深く見てみると、
ちょこん。ちょこん。と、あっちにもこっちにも
たくさんついてて大興奮w
今まで気づかなかったのですが、
ありんこさんが教えてくれました。
それにしても暑カッタ。。。
家に帰って浴びた水シャワーが気持ち良かったのなんのって。。w


2012.07.12
うれしい再会。そして楽しさ再確認。
火曜山ツーに参加してきましたー
(なんだか長くなってしまったのでよろしければ・・)↓
前の日も休みだったので睡眠時間をたっぷりとって、体調しっかり整えて。
これならなんとかなるかなー
なんとかみなさんと一緒に楽しく最後まで走るコトができるかなー?
と思ったケレド、なんとかなりませんでした(苦笑)
しかも最初の30分でさようならぁ~
って、ちょっと、いったい、どーゆーコト~?!
行き先は栃木県の某避暑地。
青い空、そよ吹く風。MTBで山走るにはもってこいのお天気デス♪
部様の車に乗せていただいて集合場所に到着すると、
超ウルトラスペシャルな方々が次々に現れました。
前回ご一緒させていただいたのは何年前のことだったか。。
わからないくらいお久しぶりな、安価白さん!そして、tatsuさん!
おはようございます。
お久しぶりでーーーーーーーーす。
さっそくその場で繰り広げられた
部様&お二人の軽快なトークに耳を傾けてたら、
なんだかもう、それだけで、懐かしいやら、うれしいやらw
身支度を整えて、7時50分、8人でスタート。
最初は舗装路をコツコツと、コツコツと、ノボるつもりでいたのですが、
走り出して10分も経たないうちに「あ、ダメだ」と早くも思ってしまいました(汗)
まったくからだが動きません。
最初がツラいのはいつものことだし、
せっかくここまで来たんだし、
せめて1本くらいはみんなと一緒に走りたい。
ここでやめたら早すぎるデショ。いくらなんでもそれはないデショ。
でもでも、だけど、このまま行ったら、、うぐぐぐぐ。。
す、すみませぇぇん。私、ここで離脱します。。。
えええええ!!!
自問自答した結果、恥ずかしながらリタイア宣言。
あとでお聞きしたところ、走ったのはたったの3km。
どんだけ根性ナシなんですか?!w
部様&なかしさん、気を使って声をかけてくださったのにすみません。
車のところに戻って待っていようと思ったのですが、
「1本やったらどうせここに戻ってくるから、ここに居たら?
そしたらそのあと一緒に走ればいいじゃない」
なぁるほど~♪
お言葉に甘えてそこで待たせてもらうことにしました。

標高900mのキャンプ場。そよ風に吹かれながら。
木陰でのんびりしてみたり、日なたでまったりしてみたり。
みなさんを見送ってからの、だいたいおよそ3時間。
暇を持て余す、なぁんていうことはなく、
いろんなことを考えていました。
ある意味、意味ある、いい時間、、でした。
そして笑顔全開のみなさんが次々に戻ってきました。
川を渡ったり急斜面を担ぎ下ろしたり、
アドベンチャーな楽しいコースだったそうです。
ドロドロになったタイヤと、ドロドロになった靴が
なんだか眩しく見えましたw
予定通りこのあとの2本目は私も参加させていただくことに。
ちょっと緊張気味でスタート。
いや~、このコース、最高に楽しかったです♪♪
川を横切る非日常的アトラクションあり。
見晴らしのよい場所までの笹原の中の押し担ぎでは
ライン取りを考えながら進む楽しさを久しぶりに思い出し、、♪

そして下りは
爽快な笹のストレート、狭くてちょっとコワいトラバース、
ダダダダダダーと細かい凸凹が続くところ、黒土の連続カーブ、
なんとかぎりぎり乗れるトコ。
どう考えても自分の技術では乗れないトコロ。
いろいろあって大満足♪
やっぱり大勢で走ると楽しいですねー
冴えたトークも飛び交ってw
もう、ひたすら笑ってましたw
前半はご迷惑をおかけしてしまったけれど
参加させてもらってよかったー!
MTB最高!
って、しみじみ思った山ツーでした。
部様、そしてご参加されたみなさまありがとうございました~
アフターライドは餃子かな?
と思っていたら、なんと、びっくり!
こ~んなオシャレなカフェへ部様が連れて行ってくださいました。
(え?びっくりしすぎ?w)

人生初の、「天然氷のかき氷」は
サクッでも、ふわっでもなく、はぢめての食感で♪

スープカレーとか、オムライスとか、ガレットだとか、ケーキとか、
気になるメニューが他にもまだまだ多々あって、
これは絶対、また行かなくちゃ!なカフェなのでございました。
あ、アイスコーヒーも飲まなくちゃ。。。
とにかくまずはこのダメダメな現状を、
どうにか、なんとかしなくては。。。
もう一度あの場所へ戻れる日を夢見て。


| HOME |